2017/4/16 pokerikadai部会(ルール:SMシングル)ノイコウ軸

 こんにちは、rakkoです。

 4/16(日)に行われたpokerikadai部会戦にて、
シングルでは息を引き取ったかに見えたライコウ軸で勝ち越せたのでPT詳細を書こうと思います。

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【コンセプト】
有利な相手にはどくみが、不利な相手にはみがまもで嵌める。

【構築経緯】
 昨年のSM発売以降、猛威を振るう「カプ・~」。
中でもご存じの通り、カプ・コケコは「過去作解禁したら死ぬ」言われながら、オフ・レート環境にて猛威を振るっています。
そんな影で割を食った電気犬を使いたいと思ったのがことの始まり

コケコと比較した、ライコウの特徴ですが、
・プレッシャーによるPP削り
・ゲンガーに比較的(重要)強い
・耐久が少し高い。

技範囲、すばやさは完全にコケコが上です。

 構築初期では、珠やZストーン等を持たせ、火力重視にした
ライコウランドロスの並びを考えていました。

が、当日朝になってから
選出を誘導して毒をさしたら強いのでは」と思い、構築練り直し。

 ライコウは、バトレボ時代からお世話になっている、
どくみが守る型、通称「ノイコウ」。

 ライコウが苦手な地面を透かし、毒のとおらないフシギバナを上から叩け
おまけに毒殺という点で相性が良い、メガボーマンダ

 マンダと相性が良さそうなマンムー

 ジャローダは、リザードンを誘いつつ、地面タイプの選出を控えさせる役。

 このままではエスパー/フェアリー技の通りが良すぎるので、
ガブを見ながら、テテフを受けられるテッカグヤ

ラストは、相手のギルガルドや、pokerikadaiということでオニゴーリ警戒のアシレーヌ

以上の経緯でPTが完成。

【個別解説】

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ライコウ@たべのこし
臆病 H16n+1調整 S:最速 残りD
10まんボルト、†どくどく†、みがわり、まもる

 瞑想ライコウ、『拘り眼鏡』『命の珠』のイメージが強すぎるのか
ジェネレーションギャップで勝てた気がしなくもありません。
毒無効にしてしまうカプ・レヒレを警戒させられるのが強い。
対戦するときはなるべく明るく始め、ノイコウを悟られないように注意しました()

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ボーマンダ@ボーマンダナイト 
陽気AS
 すてみタックル、どくどく、はねやすめ、みがわり

 ノイコウと相性の良い毒羽型。
マンダ受けに出てくるポケモンに毒が刺さるのも良い。
恩返しでも良いのですが、やはり捨て身の火力も捨て難いです。

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マンムー@いのちのたま 
意地っ張りAD
 じしん、こおりのつぶてつららばり、はたきおとす

 ボーマンダ+マンムーの場合、ほぼ確実にゴツメを想定されますが、『命の珠』。
毒の通らないギルガルド等、後出しされるポケモンに想定外のダメージを与えていけるのが強みです。
技構成は、毒か叩き落とすか迷いましたが、
クレセリアやギャラが多いなら毒の方が良さそうです。

 初手ミミッキュに対して対応したいので、選出する際はなるべく先発。

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ジャローダ@きあいのタスキ
臆病CS
リーフストームりゅうのはどう、めざめるパワー岩、挑発

 マンダ/マンムー/ジャローダの印象が強いので、ライコウ無視されるのがとてもよい。
ライコウの通りが悪いカバルドンを起点に、リーフストームを詰む想定。
リザードン多そうだったので、めざめるパワー岩、竜の波動を搭載していますが選出していません。

 

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テッカグヤ@とつげきチョッキ 
勇敢 実数値:203-154-124-128-135-72(理想値)
かえんほうしゃ、タネばくだん、めざめるパワー氷、じしん

 JCS個体流用。
ノイコウ軸の天敵とも言える、カプ・テテフの受け先。
なお、王冠未使用で能力値は理想値とかなり違い、全然信用がありません。
カプ・テテフの「サイコキネシス」を受けた後、フェローチェの珠「とびひざげり」をHP5残して耐えたときがピーク。

 ほんとうは、「やどりぎのタネ」を撒ける物理受け型を使いたかった。
今使うなら やどりぎ、ヘビボン、かえんほうしゃ@1 とかになっていたでしょう。

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アシレーヌ@アシレーヌZ 
控えめ 175-*-107-190-137-85
うたかたのアリアムーンフォースアクアジェット、みがわり

 部会戦始まる直前に育成終わりました。
相手の地面を警戒させつつ、乱雑に扱っても強そうな耐久寄せのZ型。
アクアジェットは酷いですが、Z技の火力はすさまじかったです。
面倒になりそうな相手へ、身代わり貫通技を打てるのも大きい。

【基本選出】

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ライコウ + ボーマンダ + マンムーorテッカグヤ

ドサイドン等明らかに不利な相手がいたときは、アシレーヌを出すなど臨機応変な対応をしてください。

【立ち回り】
いかにして、ライコウのどくみが展開に持ち込むかだけを考える。
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特に連続技持ち(ガルーラ、パルシェン)などは十二分に警戒して、守るタイミングに合わせられないようしたい。

【苦手な相手】

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ドサイドン(交代際に毒を入れられなければ詰み)

フェローチェ(無補正の珠蜻蛉でライコウに7割入ったので、テッカグヤアシレーヌで対応する)

【改善点】
フェローチェを始め、
ライコウマンダよりはやく、ボーマンダに打点があるポケモンに弱い。

ゲッコウガ@悪or水Z
悪の波動、水技、影うち、れいび
とかであれば、多少は対応効くのかもしれないですが、怪しいです。

【反省】
 決勝トーナメントにて、テテフ+フェローチェとあたりました。
運良く乱数に救われましたが、この辺がPTの大きな欠陥であると感じます。

 また、まもみが毒殺ループは、ハマった際に運による振れ幅が少ないです。
そのため、オニゴーリのようなムラッけによる、

試合におけるエンターテイメント性がない』

これは由々しき問題です。

 それに関連して、まもみが系ポケモンを使うと感じるのが、
「使用者の思考度合い」と、「観戦者が見る光景」に差があるということです。
ノイコウは割とメジャーな型で、
ライコウ自体は、耐久に恵まれているわけでもなく、速い以外の嵌め性能を持ちません。
そのため使用者側は、いつ相手が引いて有利対面を作ってくるのかと考えながら回すのですが、観戦側からはただのまもみが嵌めに見られてしまいます。

 決勝で毒の決まった、カプ・ブルルからライコウが引く場面がありましたが
後続のガルーラをかなり警戒しての行動で、舐めプをしていたわけではない、ということを伝えたい所存です。

尚、アシレーヌのアクジェは、捨て身反動で落ちるか怪しかったので打ちましたが、ドレインパンチの可能性もあったのでプレミです。

最後になりますが、

流石にライコウ舐めすぎでは?

ではでは。